在校生・修了生の声

パネルディスカッション

入学予定者を対象にしたパネルディスカッションの様子をご紹介します。

■関学ロースクールでの過ごし方

勉強方法やおすすめの授業などをおうかがいしたいと思います。

法律の勉強というのは正解が必ずしも1つではないんですね。だから自分の思考の筋を1つに限定する必要はなく、それも法律的に間違えていないんだということが、ロースクールの授業を通してわかりましたし、今現在も深く考えるところです。私はすべての科目でベースとなる基本書を通読して、迷ったらその基本書に立ち返るという方法でやっていました。また基本的な要件などは記憶せずして議論はできませんし、答案も書けないので記憶することは最低限必要だと思います。あと授業中に出てきた疑問は、授業後に積極的に質問に行っていましたし、私はオフィスアワーという、先生に質問できる時間を最大限に利用していました。個人的におすすめの授業は民事法総合演習などの演習系。自分なりの考えを先生に正していただけるのが非常に良かったです。またエクスターンシップでは実際の勉強に加えて、弁護士がどういうことを考え、実務では何が必要かというのが、立体的にわかるようになったので、これも非常に良かったかなと思います。

実際の勉強に加えて、弁護士がどういうことを考え、実務では何が必要かというのが、立体的にわかるようになったので、これも非常に良かったかなと思います。

私は学校でいい成績を取ることを目標に、定義や要件といった事項や判例をスクラップしたものをまとめて、各科目1冊ずつファイルを作っていました。勉強量に関しては、授業のボリュームに沿って勉強していましたね。結果的には民法が勉強量としては多かったです。教科書は全体像を掴むために、基本書を1・年生の間に2・回通読すべきだったと今となっては思います。結局勉強のスタイルを確立すること自体が、勉強だと思うんですね。やらなきゃいけない核が何かということと、それが自分に身についていなければ、それを身につけるためにどうすればいいかが、いろんな方法の中から選択できるはずなので。私は学びたい内容を学ぶために、こういう勉強をしようと思うけど、どうだろうかと先輩や先生、複数の同級生に2・カ月に1回ぐらい客観的な意見を求めて検証してもらっていました。また自主ゼミは修了してからもずっと組んでいましたね。これは自分が理解しているかの検証や、モチベーションの維持にも効果があったと思います。
ヲ縺 これは自分が理解しているかの検証や、モチベーションの維持にも効果があったと思います。

勉強方法としては予習中心でした。授業前に基本書を読んで、自分で考えるとどういうところが問題かっていうのもわかりますし、自分に足りない部分もわかってきます。それが自分の中でも一番力がつく方法だなと思います。そして授業中に、わからなかった箇所とか、間違っていた箇所を訂正するスタイルを取っていました。授業に出てもわからない時は、授業中でも授業後でも先生に質問をして、絶対に自分がわからないところは無くそうという気持ちで授業を受けていましたね。先生方もどんなに忙しくても相談に乗ってくれるので、図々しく積極的に質問をしていけばいいと思います。授業をきっちり押さえておけば、最低限それだけで司法試験には対応できるほどなので。また科目ごとにノートを作って、基本的な事項だけをまとめるという情報の一元化を図っていました。勉強する時に気をつけたいのは、自分にちゃんと力がついているかを意識しながら、気持ちをしっかり持って勉強することだと思います。

■ロースクールでの学びがどのように活きたか

ロースクールでの学びが現在どう活きているか、アドバイスもお願いします。

まずは人間関係ですね。関学っていうのは本当に仲がいいんですね。一緒に苦しみながら頑張った仲間、支えてくださる先生や先輩に後輩と本当にすごくいい人間関係が出来ます。実際弁護士になってからもそれは続いていて、非常に今の仕事に活きていると思います。また考えたことのない問題に対して、自分が持っている基本の部分から素直に考えていく発想や思考過程は、ロースクールの授業を通して身につきました。またディスカッションする能力は、実務家にはものすごく意味があることで。そういったこともロースクールで培ったことが活きてるように思います。
実際弁護士になってからもそれは続いていて、非常に今の仕事に活きていると思います。また考えたことのない問題に対して、自分が持っている基本の部分から素直に考えていく発想や思考過程は、ロースクールの授業を通して身につきました。またディスカッションする能力は、実務家にはものすごく意味があることで、そういったこともロースクールで培ったことが活きてるように思います。

司法試験にどう学びが活きたかでお話すると、関学での授業が新司法試験に直結してたと自信を持って言えます。先生たちが選択された授業内容は、試験のために何があってもマスターしなきゃいけないことで、そこを学べば十分だという事なんです。司法試験は時間内に問われたことにだけ答える試験だと、私は思ってるんですね。その問われたことに答える訓練が、この学校での授業とまさに直結してまして。そこが学部の授業と一番違うところだと思います。授業の意味をよく考えて、授業は試験そのものなんだっていう意識をもって、積極的に受けて欲しいなと思います。

僕も関学ロースクールの授業内容は、司法試験に直結していると思っています。本当に授業内容がそのまま司法試験に出たりもしているんですね。だから授業を最低限抑えておくっていうことが、本当に大事だと思っています。絶対わからないところはそのままにしない、その日の内に解消させておくのが本当に重要です。授業で先生に指されて、ちゃんと答えられるために勉強しなくちゃいけないという意識もあるほどで。その能動的な所が、学部の授業と違うということを、本当に意識しておいて欲しいと思います。